人形の寺 宝鏡寺 (お庭も美しいです)

前の記事が昨年の11月だったとは。ずいぶん長い間冬眠していました。

1週間ほど前に春の人形展が開催されている尼門跡寺院「宝鏡寺」に行って参りました。

元々良くない記憶力なのに、1週間も経つとそれが更に曖昧に・・。すぐに書かなければダメですね(それでもあまり覚えてないけどひやひや)。

大門
天明8年(1788)の大火で宝鏡寺も類焼しましたが、大門・書院・本堂・阿弥陀堂・玄関・使者の間が復興され、現在京都市指定有形文化財に指定されています。

 

 

受付で拝観料(600円)を納め、順路を行くと間もなく現れるのがこちらの「使者の間」。唯一撮影OKの場所でしたから、十二単をお召しになったマネキンさん?を撮らせていただきました。小顔で大変スタイルがよろしゅうございます。もちろん豪華な衣装です。

 

順路通りに進み本堂と前庭に出ます。
本堂中央の部屋に御本尊の聖観世音菩薩、御所より送られた釈迦如来像が安置されています。その西側の部屋に、享保雛・有職雛・古今雛・立ち雛・市松人形、東側の部屋は奥に几帳が置かれた上段の間を見せ、右側に古今雛やお道具が展示されていました。
本堂には狩野探幽筆と伝わる「秋草図」、また河股幸和画伯が描かれた優しい雰囲気がする襖絵がありました。

 

苔むした庭が本堂の南から東に広がり、桜・松・楓などの樹木、またピンクの椿の花が苔の上に落ちている様がきれいで、可憐な白梅も咲いていました。これは四季折々の景色が大変美しいと想像できます。

 

本堂に沿って北へ進むと阿弥陀堂。中央に光格天皇勅作阿弥陀如来像、左に日野富子像、右に崇賢門院像が安置されています。

 

その後書院に行きますが、途中の坪庭にも桜や椿が植えられていて女性らしさを感じました。
書院の東側に皇女和宮(徳川家茂に降嫁)が幼いころに遊んだ「鶴亀の庭」がありました。築山と岩で亀を、池が鶴を表しているということです。

円山応挙の枝垂桜に雉が描かれた杉戸絵は、雉の色が鮮やかに残っていました。その裏面は子犬が遊ぶ絵で、それがまた可愛いのです〜。
書院の一部屋(だったと思います)に、和宮様所用の葵の御紋がばばーんと入った長持が展示されていました。

 

また、孝明天皇遺愛の御所人形など、貴重な人形が寺内至る所に展示されていました。
 

 

鬼瓦?に菊の紋

「宝鏡寺門跡」の石標側面には「百々御所」と記されています。

 

宝鏡寺
中世京洛に栄えた尼五山第一位の景愛寺の法灯を受け継ぐ尼門跡寺院。
伊勢の二見が浦で漁網により上がられたといわれる聖観世音菩薩を本尊とする臨済宗の単立寺院で、開山は光厳天皇皇女華林宮惠厳(かりんのみやえごん)禅尼。その後多くの皇女が歴代となり、百々御所(どどのごしょ)の御所号をもつ。
入寺した尼僧には御所より数多くの人形が贈られたという。孝明天皇ご遺愛の人形なども所蔵し供養をしていることから、人形寺の通称がある。

 

寺院内は一か所を除いた全部が撮影禁止でした。なかなか記憶できない私には辛いのだけど、その分一生懸命心に残そうとするからかえって良いのかもしれない。

鶴亀の庭や円山応挙の杉戸絵の説明はありましたが、本堂の方も説明していただきたかったなと思います。(私が行った時だけたまたま係の方がいらっしゃらなかったのかもしれませんが)。

 

宝鏡寺のHPはこちら

Googleマップ

 

 


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