神仏混淆の神幸祭 新日吉神宮

東山七条の妙法院と智積院の間を上る通称女坂にある新日吉神宮。その神幸祭は神仏混淆の珍しいお祭りです。


お坊さんと神主さんが並ぶ不思議な光景。神仏混淆ですから。妙法院門跡の僧侶さんです。
後白河法皇が院の御所法住寺殿内に比叡山東坂本の日吉大社を勧請したのが新日吉神宮の始まりで、その初代別当に任命されたのが法皇の信頼が篤かった妙法院の昌雲という僧でした。



舞殿で、まずは神主さん。
お供えに大根・キャベツ・バナナなどが上がっていました。こちらは狛犬ならぬ狛猿のお宮さんですからバナナは必須?<コラッ!バナナ



妙法院の僧侶さんが般若心経を唱えられます。
お宮さんで門跡の僧侶さんによる般若心経が聞けるなんて滅多にありません。



この後、行列に加わる太鼓や鉾、白和幣を沢山結んだ大きな榊などが次々と境内から出発します。これはお祭りの先頭を行く剣鉾です。常に3人くらいで横にして運んでいましたからそうとう重いんですね。先の方に小さな鐘(鈴?)が付いていて、澄んだ綺麗な音色ですが、これを鳴らすにはかなりの技量が必要なようです。で、この鉾はしなるんですね。横から見たら何かに似てる。あ、悪魔の尻尾だひやひや



こちらは「鳳輦(ほうれん」。
屋根に鳳凰の飾りがあります。天皇を祭神としたお祭りでは御神輿ではなく御鳳輦が使われます。新日吉神宮は本殿の祭神の中に後白河天皇も祀られています。



行列が豊国神社の前にさしかかりました。
剣鉾を先頭に幸御鉾、榊、お稚児さんを乗せた車などなど、かなり長い行列です。



剣鉾、豊国神社の前で。鉾は鳳輦の先導を務め、悪霊を集めて町を清める役目をしています。先端にうまい具合に太陽の光が反射して、悪霊祓われた!ネ申キター!!って感じです(何の神やがく〜)。



豊国神社から正面通りを進みます。ご鳳輦の周りに大勢の人。
神幸祭のとき、この正面通りには多くの露店が並ぶのですが、年々少なくなってきてちょっと寂しいのです。
行列の最後は神主さんを乗せた人力車でした。(本当の殿[シンガリ]は警備をする警察の車ですけどね・・)

新日吉神宮神幸祭
約850年前に始まり、神仏混淆時代の名残を残した祭礼。巡行は江戸時代初期から続いている。毎年5月の第2日曜日。12時の神幸出立祭の後、馬場御供の儀、法楽の儀、続いて鳳輦を中心とした行列が氏子各地域を巡行する。

 

東山七条周辺の地図

 



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