深い緑の中に佇む 御寺(みてら)泉涌寺

徒歩で行ける涼しそうなところはないかな?そうだ泉涌寺に行って見よう。あまり人はいないし、ゆっくりできるかもっと8月の終わりに久しぶりに泉涌寺に行ってみました。


東大路をずーっと南下して東福寺より少し手前の泉涌寺道を東にしばらく上ると総門があります。この門をくぐるといきなり涼しそうな雰囲気に変わります。



総門を通ってずーっと参道が続きます。涼しい木陰を作ってくれるのは鬱蒼と茂る木々。参道の左右にはいくつかの塔頭寺院がありますので時々寄り道しながら登りました。しかしこの季節涼しいのは雰囲気だけ、延々と続く上り坂を歩けばやっぱり暑い、汗だくです。



長い参道を登りきって左側にある大門です。入って右側に拝観受付、ここで拝観料を払います。



大門を入って左手奥にある楊貴妃観音堂です。唐の玄宗皇帝は亡き楊貴妃を偲んで聖観音菩薩像を彫らせたとの伝承があり、寛喜2年(1230)に湛海律師によって請来されたそうです。堂内は少し暗く私は目が悪いのであまりよく見えませんでした。後でどんなんやったかな〜?って泉涌寺のHPで拝見すると、東洋的なかなりのべっぴんさんですが、ヒゲらしきものがあるのです。ヒゲじゃないかも知れないけどヒゲに見える。まさか楊貴妃さんて・・・う〜気になって今晩は眠れない。
美人祈願や良縁祈願のお守りが並んでいました。お守りの傍に200円を置いて、いただいていくシステムでした。200円で美人にしてくれはるのよ。
以前は秘仏とされ、昭和30年までは100年に一度しか開帳されていなかったそうです。
撮影禁止なのがつくづく残念です〜。こちら泉涌寺さんのHPからご覧になれます。



大門から続く坂の下、両脇の樹木の間から見える仏殿。伽藍が坂の下にあるというだけで不思議な感じがします。
仏殿は一重もこし付入母屋造りというそうです。内部は天井に向けてドームのようになった造りでした。その一番上の鏡天井には狩野探幽筆の蟠龍が、裏堂壁にも探幽筆の白衣観音像が描かれています。内陣には運慶の作と伝える阿弥陀・釈迦・弥勒の三世仏が安置され、過去・現在・未来の三世に渡り人類の安泰と幸福を守り、永遠の平和を願う人々の信仰を集めているそうです。また、毎年3月に公開される日本最大の涅槃図はあまりの大きさに展示するときはコの字型になると説明が書かれていました。
応仁の乱によって創建当初の伽藍はほとんど焼失し、寛文8年(1668)徳川四代将軍家綱によって再建されました。現在の伽藍の多くはこの時に整備されたそうです。
仏殿といえば涼しいものかと思いましたが、堂内はかなり蒸し暑かった。
この奥に並んで舎利殿がありました。舎利殿とは入滅したお釈迦様の遺骨(仏舎利)を安置する建物で、この舎利殿には仏牙舎利(お釈迦様の歯)が納められているそうです。内部には入れませんでしたが、少々痛んでいるな思える外観でした。



霊明殿です。現在の霊明殿は明治17年に明治天皇により再建されたもので、今年25年ぶりに開門され門外からですが、参拝が可能になったそうです。


はい、門外から撮らせていただきました。門には重厚な菊の御紋。建物は神殿風です。天智天皇以来の歴代天皇の御尊牌が奉祀されているそうです。



境内の一角にひっそりとたたずむ水屋形です。泉涌寺の名の由来となった清泉を覆う屋形で、名泉は今も尽きることなく湧き出ているそうです。仏殿と同じ寛文8年(1668)に再建されました。こちらの内部も蟠龍図(別所如閑筆)のある鏡天井となっているそうですが見ることはできません。



帰り道で発見しました。参道のところどころにキノコありきのこオレンジ

東山三十六峯の一嶺、月輪山の麓に静かにたたずむ真言宗泉涌寺派の総本山泉涌寺。皇室の香華院(菩提寺)であることから「御寺(みてら)」とも呼ばれています。
天長(824〜833)年間に弘法大師がこの地に庵を結んだことに由来し、当初は法輪寺、一時は仙遊寺と称されました。承久元年(1219)に月の輪大師俊芿がこの地に宋の法式を取り入れた大伽藍を営むことを志し、嘉禄2年(1226)に主要伽藍が完成しました。このとき寺地の一角より清泉が湧き出ていたことから寺号を泉涌寺と改めました。律を基本に天台・真言・禅・浄土の四宗兼学の寺として大いに隆盛させ、時の皇室からも深く帰依せられました。霊明殿の東に鎮まる陵墓は月輪陵(つきのわみさぎ)と呼ばれ、四条天皇をはじめ後水尾天皇から仁孝天皇までの25陵、5灰塚、9墓が営まれています。また月輪陵の背後の山腹には孝明天皇の後月輪東山陵が築かれています。

若いときは自転車で上っていたこの参道、あれからン10年?体重と体脂肪は恐ろしく増えたけど体力は激減、参道でちょこちょこ寄り道をしていたこともあって、辿り着くまでに疲れてしまって時間もオーバー。御座所などの特別拝観区域は残念ながらパスしてしまいました。ちょっともったいなかったかな。後でとなるとまた大門のところで500円+特別拝観に300円の計800円。うーん、最初の500円は負けてよひやひや

泉涌寺のホームページはこちら
 

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