無鄰菴 紅葉 赤・緑

前に来たのは2年前の青葉の頃でした。

11月13日、久しぶりに訪れた「無鄰菴」の鮮やかな景色にまた別の感動!

 

母屋から東の小川と芝生、色づく木々。東山の上方に飛行機雲飛行機わーい

 

 

洋館脇のカラフル楓。

 

 

日一にちと色濃くなって、少し経てばまた違う色?

 

 

浅い流れの中にもモミジもみじ

 

 

この景色はこの季節にしか味わうことが出来ないんだなぁ。日本に四季があってよかった。

 

 

どこから眺めても風情ある美しい景色です。

 

 

前にも載せましたが、明治36年に無鄰菴会議が開かれた狩野派の障壁画のある部屋。

天井も凝ってます。

 

 

洋館の階段にある窓から。こうなるともう絵画のようです。

 

 

緑に落ちた真っ赤なモミジ。

 

 

母屋のレトロなガラス障子が気に入ってます。

 

 

今回も景色を眺めながら、お抹茶をいただきました。ほっこりします〜ニコニコ

お菓子付きで400円でした。

 

 

苔とモミジをアップもみじ

 

前回訪れた青葉の頃より観光客さんはずっと多かったですが、それでも混み合うという事は無くゆっくりと観賞できました。

秋が深まり、冬になればまたその装いを変えるのでしょう。やっぱり何回でも訪れたい無鄰菴です。

 

青葉の頃の「無鄰菴」の記事はこちら

「無鄰菴」のHPはこちら
Google map

 


南禅寺「大寧軒」 清流の中に三柱鳥居の建つ庭園。

「京の夏の旅キャンペーン」で南禅寺「大寧軒」が公開されていましたので、ちょこっと行ってみました。


「金地院」と大きく書かれた門から入り、途中東照宮門や側溝を勢いよく流れる疏水の水を眺めながらしばらく歩くと、立て看板が見えました。ひっそりとした小さな入り口なので看板が無ければうっかり通り過ぎてしまいそうです。


東山三十六峰の一つ、大日山を借景とした470坪の庭園は明治時代の「藪内流」家元であった藪内紹智(やぶのうちじょうち)によって作られた池泉回遊式庭園です。
池の中にはまるで主のような黄金色の鯉が一匹、悠々と泳いでいました。


流れの中に石造りの鳥居が立っています。


「三柱鳥居」。三柱はどう読むのだろう?と思っていたら係りの方は「みつばしら」と説明されていました。「京都三珍鳥居」の一つとして知られる右京区太秦(うずまさ)の古社「蚕ノ社(かいこのやしろ)」の鳥居を模したものと言われています。(なんか普通に読めない名前ばっかりだがく〜


普通の鳥居を三角形に組み合わせ、平面は正三角形になっていて、その足元中央からも水が湧き出ているそうです。湧き出る水はちょっと確認できなかった。


三柱鳥居の奥にある滝口です。琵琶湖疏水の取水口の一つから導かれ、落差を利用して3mの滝を表現しているそうです。


庭中びっしりと苔が貼っていますので、踏まないように飛び石の上を気をつけて歩かなければなりません。手前の真四角な手水鉢も半分くらい苔やシダに覆われてコタツみたいです。


手水鉢と言えば、自然石を利用した色々な形のものが点在していました。





様々な形の灯篭や趣のある石造物が配されています。中央少し奥に見える柱のような庭石は、城崎温泉近くにある玄武洞の柱状列石を運び込んだもので、現在は搬出不可能な非常に珍しい銘石だそうです。


玉石が小川の流れのように敷かれています。


この石橋の下あたりにシジミの殻がたくさん見られました。琵琶湖に生息するシジミが疏水の流れに乗って運ばれてきたそうです。この小さな橋を渡るとお茶室があります。


茶室「環翠庵」付近。

大寧軒
元は南禅寺の塔頭寺院であった「大寧院」。
広大な境内に数多くの塔頭が立ち並んでいた「南禅寺」は明治初期の廃仏毀釈で寺領の上知を命ぜられ、境内の縮小や塔頭の統廃合を余儀なくされました。このとき没収された土地はやがて民間に払い下げられ、琵琶湖疏水の工事が竣工すると京都市はこの界隈を別荘地とする方針をとりました。こうした背景から廃院となった「大寧院」の跡地は茶道家元の藪内家に払い下げられ、趣向を凝らした庭園になったのが「大寧軒」です。平成16年に、再び南禅寺の所有になりました。
係りの方がおっしゃるには、別荘地として売り出したからこの辺りには他に「無隣庵」などの名園が多く存在する訳で、普通の住宅地にしてしまったらこうは行かなかっただろうということでした。

庭園に引かれた琵琶湖疏水の流れや苔のせいでしょうか、しばらく京都の蒸し暑さを忘れることができましたニコニコ

 

Google map

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せっかく南禅寺まで来たのだから水路閣を。この辺は何故かすごく涼しいのです。

琵琶湖疏水の分線にある水路橋で1888年に完成。全長93.2m(幅4m、高さ9m)のレンガ、花崗岩造り。疏水の主任技術者であった田辺朔郎が設計・デザインをしました。
建設当時は古都の景観を破壊するとして反対の声もあがった一方で、南禅寺の三門には見物人が殺到したそうです。今となってはすっかり馴染んでもう南禅寺の景観の一部ですね。そしてサスペンスドラマのメッカのようにもなっちゃってますひやひや


水路閣の下は何度か通りましたが、上に来たのは初めてです。水は思っていたのとは反対の方向、この区間では東向きで山の方に流れていました。鉄柵があって水路閣の上は通れないのですが、少し曲げられていた柵の間からカメラを通して撮りましたひやひや(誰やねん、曲げたのは。グッジョブ!?こらっ!!)
竣工から100年以上経った琵琶湖疏水、今もまだまだ現役です。
 


鴨川から夷川ダム、鴨東運河沿いを歩く

鴨川を散歩するのは大好きです。この日は丸太町橋まで歩くつもりでしたが、途中疏水の橋に差しかかったところで夷川ダムを思い出し、川端に上がることにしました。まあ丸太町まであと200mも無いですけどね。


二条大橋と丸太町橋の間にある、琵琶湖疏水鴨東運河の放流口に架かっています。初めてこの橋を見たときは、鴨川にあるのに鴨川に平行している変な橋っていう印象で(ほんまに無知唖然)、もっと古〜い風情のある橋でした。



鴨川から上がるとすぐに田辺小橋、川端通りに架かる橋は田辺橋。琵琶湖疏水といえば至る所にヒーロー田辺朔郎の名前が出てきます。で、川端通りの田辺橋を横断して、鴨東運河に沿う冷泉通りの歩道に出ました。涼しげな緑の散歩道です。



木の葉の間から夷川発電所が見えてきました。まるでどこかの渓谷みたいですが、京都の街なかです。紅葉や桜の季節はめっちゃ綺麗だろうな。



夷川ダム、放流中。可愛いダムですニコニコ
私の頭の中ではダムといえば壮麗な宇治の天ヶ瀬ダムなんですけど・・規模はどうあれダムはダム。そういえば、ビーバーだってダムを造るんですよね。ちょっと違うか。
左のレンガ造りの建物が夷川発電所建屋です。街なかにある日本最小の発電所だそうです。

 

Google map(関西電力夷川発電所)



冷泉通りのこの辺りは小さな公園のようになっていて、発電所に合わせてレンガ造りの素適な建物が。京都じゃないみたいですね。琵琶湖疏水にはレンガがよく似合います。でも、この建物の後ろでホームレスさんがいっぱいの荷物とともに休んでいましたので写真を撮るのにちょっと苦労しましたがく〜



琵琶湖疏水の立て役者、第三代京都府知事北垣国道の像が中島にあります。
東京遷都により衰微した京都を再生するため、琵琶湖疏水を計画し、広く市民にその有用性を説いて明治23年(1890年)に完成させました。その水利の効用はきわめて大きく、感謝の意をこめて明治35年(1902年)に建立されましたが、第二次世界大戦中に供出により失われたため、平成2年に再建されました。



発電所を上流側から見ています。
大正3年(1914年)に建設されて以来、今は機材も変わって遠隔制御による無人発電所だそうですが、100年以上も頑張って電気を送り続けているんです。古いものを大切に長く使おうという思いが京都には根付いているんですね。(だからと言って賞味期限の過ぎたものをを大切にとっておくのはやめましょうね、お母さま泣き顔
ところで私は発電のしくみなんてぜんぜん分かりません。無くてはならない働き者の電気さんの姿だって見たことはありませんひやひや



明治23年(1890年)4月9日 琵琶湖疏水の竣工式が、ここ夷川舟溜で行われました。その前日の竣工夜会では祇園祭の月鉾・鶏鉾・天神山・郭巨山が並び、如意岳の大文字も点火され、盆と正月が一緒に来たほどの賑やかさと報道されていたそうです。当時の市民の喜びがどれだけ大きかったことか。(さすがに盆と祇園祭がいっしょに来たとは言わないですね。)



舟溜から東へ、この先まだまだ鴨東運河は続きます。



景色に見とれながら歩いていたら、すぐに東大路に出てしまいました。
この先100mくらいで鴨東運河は右(南)に直角に曲がります。
京都に住み始めた頃、市バスでこの橋を渡ったときに何気なく西を見て、あれ?何だろう?不思議な景色って思ったのですが、それが夷川発電所でした。



冷泉通りとお別れして、運河に沿って歩いていくと今度は左(東)に曲がります。鴨東運河沿いにはずーっと遊歩道が続いています。



東に折れた鴨東運河。あの赤い橋は神宮道の大鳥居前に架かる慶流橋です。このまま東に進むと南禅寺舟溜に出ます。さわやかな新緑の中、気持ちの良い散歩ができました。

 


蹴上インクライン付近を歩いてみました。

前に時間が無く途中であきらめてしまった蹴上インクライン周辺の続きを歩きました。
枯れ枝の下、ダウンを着ていた前回から2ヶ月足らずで気温はもう夏日、上着をどんどん脱ぎ捨て(捨てちゃいないけど)結局Tシャツ1枚になっていました。


仁王門通りを疏水に沿って東に歩いていくと現れる「巨大な輝き」像。ほんまに輝いてます。

下の碑文には「水門を開ける男と開かれた水門からキラキラあふれ出る命の水、幾数千万の力の結集が疏水隧道(トンネル)を造らせた。それは巨大なエネルギー このパワーを人物に託し 琵琶湖からの永遠の恵みを感謝する気持ちを形とす。」と書かれていました。

巨大な手と極端に小さい頭のせいでしょうか、なんだかシュールです。



琵琶湖疏水記念館の地階にあるトンネンル、上の扁額には「楽百年之夢」と書かれています。琵琶湖疏水建設に力を尽くした当時の京都府知事北垣国道が遺した落款を100年後の京都市長が揮毫したもので「百年の夢を楽しむ」は琵琶湖疏水は100年先の京都のためを思って作ったという意味だそうです。まさに100年以上経った今も市民生活をささえてくれています。



南禅寺舟溜。前に来たときより水量はずっと多く、すごい勢い!前回と同じくまた疏水記念館の地階からインクラインに出ました。



インクライン沿い、疏水公園の噴水。
緑に囲まれた爽やかな噴水です。ここでランチを食べたら美味しいだろうなと思いつつデジカメを構えると、噴水の向こうに前回途中で引き返してしまったため見られなかった「田辺朔郎」像を発見!



京都市民の悲願を実現した琵琶湖疏水の設計・施工の主任技師「田辺朔郎」像 です。

田辺朔郎は文久元年江戸に生まれる。明治15年工部大学校学生であった田辺は琵琶湖疏水の実現に奔走する京都府知事北垣国道に会い、請われて翌年京都府に着任し、財政と技術を案ずる反対派の説得に知事を助け明治18年起工後は設計、施工の総責任者となる。当時はほとんど機械、資材とてなく、いわば人力のみに頼る長さ2436mの長等山トンネルの工事は困難を極めたが、卓抜な技術と強い信念、不屈の精神力によりこれを克服した。また優れた先見性により、世界で2番目の水力発電をこの蹴上の地に実現し、産業動力源とするとともにわが国初の路面電車を走らせた。明治23年4月、晴れの通水式を迎えた田辺朔郎は28才であった。
わが国土木技術の黎明期を開拓した偉大な先覚者であると同時に、近代都市の基礎をつくった恩人田辺朔郎の像を建て、ここに顕彰する。(この像の左に建つ顕彰の碑文から)

この像は、昭和57年 市民の寄付により建立されました。田辺が明治21年 米国の水運・水力発電の調査に横浜港より出発したときに撮影された写真をモデルにしたそうです。

とりあえず、この像を見た感想は・・・イケメン!!



下の南禅寺舟溜に比べるとあまり整備されていなくって寂しい感じがするけれど、ここが蹴上舟溜。インクラインの上端にあります。かつてここから舟を台車に載せて下ったのですね。



蹴上舟溜からもう少し進んで、旧九条山浄水場ポンプ室
防火用水を御所に送るために建設された、ポンプ室にしては随分荘厳な建物です。大正天皇が皇太子のときに疏水を下りながら施設を見学する計画があったので豪華な装飾が施されているそうです。現在京都市が観光資源化を検討中だとか。
この建物のなんだか見慣れたこの感じは国立博物館だよ!って調べてみたら設計者は同じ人、片山東熊でした。
もう少し歩きたかったけれど、持病の腰痛がここで泣き顔・・下の道に下りて帰ることにしました。



ツツジの名所蹴上浄水場を左手に見ながらインクラインの下の三条通を歩きます。うーん、まだ咲いてないな。さて右側に現れたのがこのねじりまんぽ。インクラインの下をくぐるトンネルです。上の扁額には北垣国道筆「雄觀奇想(ゆうかんきそう)」と記されています。見事なながめとすぐれた考えであるという意味だそうです。反対側にも「陽気発處」の扁額がありますが、そちらはかなり劣化していました。
ところで四条通や五条通など名前に条が付く道はほぼ東西を結んでいるのに、三条通は蹴上でグイッと曲がって方向が変わっちゃうからややこしいよ。



ねじりまんぽの中。数メートルの短いトンネルですが、ほんまに捩れてる! この斜め積みというかねじれ積みは、鉄道と道路が斜めに交差する場合、強度を高めるためにこの工法が用いられたそうです。



蹴上のT字路から見えるクラシックで重厚な第二期蹴上発電所
第一期蹴上発電所は明治24年に完成、最初にインクラインへ送電を開始し、その後日本初の路面電車も走らせました。明治45年には、さらに多くの水や電力を得るため第二疏水を建設し、この第二期蹴上発電所が造られました。今は第一期発電所の跡地に昭和11年に建てられた第三期蹴上発電所のみが稼動しています(現在は関西電力の所有)。



南禅寺舟溜から十石舟が出航したところ。「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」で5月6日まで、南禅寺舟溜から夷川ダムまでの往復約3Km25分だそうです。美しい桜の季節は過ぎてしまいましたが、新緑の鴨東運河もいいですねニコニコ
今回もほんとに少しだけしか歩いていませんが、いつの間にかすっかり琵琶湖疏水ファンになっていました。何といっても疏水周辺はさわやかで気持ちがいいです。これからは暇を見つけては歩くぞ!体脂肪も減るかも知れない。
 

琵琶湖疏水記念館と蹴上インクライン

仁王門通りを疏水沿いに東へ。左手に動物園を見ながら次に無隣庵の塀が右に、そして勢いよく上がる噴水です。

南禅寺舟溜。
この噴水は琵琶湖疏水の高低差の水圧だけで吹き上がっているそうです。
水面にはカモや鵜が、スイスイ、ザバーッ!・・って何やってたんでしょうね。



こちらが琵琶湖疏水記念館です。噴水側のちょい南から撮っています。



記念館第3展示室(地階)の大正4年の蹴上付近の復元模型です。
模型の前に設置されたボタンを押すと、音声案内とともにその場所が光ったり、せり上がったり、動いたりと、これはなかなか面白く年甲斐も無くここで随分と遊んでしまいましたわーいでもそのお陰で?京都がどれだけ琵琶湖と疏水の恩恵を受けているか痛感しました。



屋外に展示されたペルトン水車。
琵琶湖疏水を利用して日本で初めて事業用水力発電所が設置されました。この水車は当時の発電に使われたそうです。

琵琶湖疏水記念館
京都市が琵琶湖疏水竣工100周年を記念して、疏水の意義を1人でも多くの方に伝え、先人の偉業を顕彰するとともに、将来に向かって発展する京都の活力の源となることを願って、市民の協力のもと、平成元年8月に開館した施設です(パンフレットより)。
1階・2階・地階とあり、1階第1展示室には琵琶湖疏水の計画と建設、2階廊下に琵琶湖疏水の現在、記念碑・扁額、地階第2展示室は琵琶湖疏水が果たした役割、第3展示室は京都市三大事業や水道事業について展示しています。また屋外1階に御所水道の鉄管、地階に第一期蹴上発電所で使われた水車と発電機が展示されています。
琵琶湖疏水記念館のHPはこちら

因みに入館は無料でけっこう立派な?パンフレットもありますニコニコ



記念館の地階から蹴上インクラインに出られました。
寒い日にもかかわらずここを散歩されている方が意外に多かったです。線路の上を歩くって多分私には初めてのこと、なかなか楽しかったラッキー(↑私の後姿ではありません)



少し歩くと線路上に荷物を載せたお船がありました。琵琶湖疏水で使用されていたものを復元した三十石船だそうです。



インクラインから南禅寺舟溜の方を撮りました。つき当たりの白い建物は京都市動物園の一部です。

蹴上インクライン
琵琶湖の水を京都市内に引き入れる「琵琶湖疏水」事業の一環として水運の発展がありました。疏水上部の蹴上舟溜と下部の南禅寺舟溜間の急斜面を船を往復させるため、「インクライン」は船を運ぶ鉄道として建設されました。明治23年に完成、高低差36m、全長約582mで世界最長だそうです。昭和23年に運行を休止し、その後産業遺産として保存され平成8年に国の史跡に指定されました。
線路沿いにはソメイヨシノが多く植えられています。もうすぐ満開の桜の中、線路を歩きながらお花見ができるんですね。
今回は時間が無く途中で引き返してしまいましたが(もったいない!!)、このつづきはぜーったい歩かなくてはと思います。
 

無鄰菴・・明治の庭園をゆっくりと楽しんで。

明治・大正の元老、山県有朋が京都に造営した別荘「無鄰菴」、その美しい庭園を拝観するために仁王門通りを琵琶湖疏水に沿って東へ。左手の疏水の向こうに動物園を眺めながら少し歩くと右側に長く続く塀が見えてきます。

塀の角を南に曲がって、無鄰菴の入り口です。


庭内を流れる小川も池も水深は浅く水も奇麗で底まで見えています。カルガモさんがゆっくりと泳いで、ではなく歩いていました。


小川の飛び石を渡って、東の奥にある三段の滝。琵琶湖疏水から引いた水がここから庭内に流れていくんですね。


庭内を流れる小川とその向こうに茶室。とにかく水が綺麗!+せせらぎの音で爽やかさが更に広がります。


苔に映った木の葉の影にまで見とれてしまう。


邸内に建つ洋館。2階の江戸時代初期の狩野派による金碧花鳥図障壁画で飾られた部屋。ここで明治36年(1903年)、日露戦争開戦直前の日本外交の方針を決める「無鄰菴会議」が開かれました。



木造二階建ての母屋も庭に溶け込んで涼やかな雰囲気。こちらのガラス障子も洋館の窓のガラスも少し波打っていたように思います。そういえば以前に書いた植冶作庭の庭園がある並河靖之七宝記念館のガラス障子も波打っていました。同じ頃に建てられたからかな。


緑の中を流れる小川と遠くに見える東山。
東山借景のこの風景が撮りたいとウチのお嬢がカメラ(iPhoneだけど)を構えると前方にカメラを構えた中年男性が・・。その方も良いアングルで撮りたいのでなかなか時間がかかります。このまま撮ればオジサン借景になってしまう。じゃあまた後でと諦めかけたところでオジサン移動。拝観されている方は少ないですが、撮りたいところは皆同じ?どうしてもかぶってしまいます。
東山借景といえば、先日行った平安神宮神苑から見える山頂(華頂山あたり)にはクレーンが建っていて、クレーン付き借景だったがく〜


母屋の南に面した縁側から見える新緑のお庭。この景色を眺めながらお茶をいただきました。東向きの縁側からは1つ上の写真のような芝生の間を渓流が流れる明るくのびやかな景色が楽しめます。


お抹茶、お菓子付きで300円。このお菓子がお抹茶の味を引きたてて妙に美味しかった。
この一服の300円はカフェで珈琲を飲むより絶対イイ!と思いました。この風情の中でいただくから更に美味しいのですね。


母屋の中の坪庭です。

無鄰菴は明治27年から29年にかけて明治・大正の元老山県有朋が京都に造営した別荘で、その名は有朋が長州(山口県)に建てた草庵が、隣家のない閑静な場所であったことから名付けられたといいます。昭和16年に京都市に寄贈され、26年6月に庭園は明治時代の名園として、国の名勝に指定されています。敷地の大半を占める面積約3,135平方メートルの庭園は、有朋自らの設計・監督により、造園家小川治兵衛(植冶)が作庭したもので、東山を借景とし、琵琶湖疏水の水をとり入れ、三段の滝、池、芝生を配した池泉廻遊式庭園です。建物は、簡素な木造2階建の母屋、藪内流燕庵(えんなん)を模してつくられた茶室及び、煉瓦造2階建ての洋館の三つからなります。(パンフレト及びホームページより)
円山公園も平安神宮の神苑も行く先々で植冶こと七代目小川治兵衛さんが作庭したお庭に出会います。名勝に指定された庭園はまだまだたくさんあって、カリスマ ガーデンデザイナーだったのですね。

敷地の外側に比較的交通量の多い道路が通っているなんて感じられないほど森閑として穏やかで、また爽やかな情景でした。大きな庭園ではありませんから、平安神宮や南禅寺を訪れた際には是非こちらもいっしょにニコニコ

開場時間   9:00-17:00(入場は16:30まで)
入場料    410円 小学生未満の乳幼児は無料
休園日    12月29日〜翌年1月3日まで

無鄰菴は京都市が管理・公開しています。
ホームページはこちら
 


平安神宮神苑

平安神宮の神苑の無料公開に合わせて拝観してきました。
交通費も無料にするぞと徒歩で てくてく、それがだんだん とぼとぼ〜最後は疲れて とほほ・・がく〜

大極殿です。この辺りまでは、たま〜〜に来たりしますが、神苑拝観はン十年ぶりです。



小川が流れる南神苑の平安の苑から入り、西神苑に出るとパッと視界が開けます。
睡蓮が咲く白虎池に、200種2000株の花菖蒲が池の周囲をぐるっと囲んで一斉に咲き競っている。見事な光景でした。そしてその周りを人間(拝観者)もぐるっと囲んでいたのでした。



水面に映る花菖蒲。上下反転したみたい。



中神苑、蒼流池の睡蓮。
5月には蒼龍池の周りを約1000株の杜若が彩るそうです。また、臥龍橋という風情のある飛び石が配置されています。(そこがまた人気スポットで凄い混みようでつい避けてしまった。)


東神苑栖鳳池にかかる泰平閣(橋殿)、ここから眺める景色は絶景です。
東山を借景とした東神苑はため息をつくほど美しいのです・・が、夫が東山をバックにこの橋殿を撮影しようとしたところ、なんと山頂にクレーンが立っている! 神宮が創建された明治時代には山頂にのろしが上がっても(それはさすがに無い?)クレーンが上がるのは想像も着かなかったことでしょう。しかたなく向きを変えて撮った橋殿です。



栖鳳池の中の島(鶴島か亀島)にいた鴨さんペア。数メートル離れたところでも鷺がのんびりしていました。京都では水辺のどこでも鴨と鷺に会えるような気がします。




栖鳳池の畔に建つ尚美館です。



水面に映った景色に、鏡映しのもう1つの世界がありそうでした。(私は平安神宮の建造物を見ると竜宮城を想像してしまうのですが、まさか池底に竜宮城なんか無いですよねひやひや

花菖蒲が見頃で無料公開ということもあり、多くの人で賑わっていました。そりゃあ人混み嫌いな私達も来ているくらいですから。しかし数十年ぶりに訪れた神苑で、贅沢な時間を無料で過ごさせていただきました。

平安神宮神苑
社殿の背後を取り囲むように南・西・中・東の四つの庭からなっている約33000平方メートルの広大な池泉回遊式庭園。春のしだれ桜、初夏の杜若に花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の美しさを見せてくれる名園で、国の名勝にも指定されている。作庭は円山公園や無隣庵を始め、多くの名園を残した植冶こと7代目小川治兵衛。(以前にこのブログに載せた並河靖之七宝記念館も植冶の作庭です。)

平安神宮
明治28年(1985年)に平安遷都1100年を記念して催された内国勧業博覧会に伴い、平安遷都を行った桓武天皇を祭神として創建された。昭和15年には京都で過ごされた最後の天皇である孝明天皇が祭神に加えられた。京都三大祭りの一つである「時代祭り」は、明治維新から延暦までの時代を遡り、時代の衣装を着用し調度品などを携えた牛や馬を含む総勢2000名もの豪華絢爛な行列が続く。


神苑拝観時間 8:30-16:30〜17:00(季節により変わるようです。)
拝観料    大人600円 小人300円

平安神宮のホームページはこちら


 

また行きたくなる!京都市動物園

左京区岡崎にある京都市動物園です。

この日はとても暑かった。

う〜あっちぃ!トラなんかやってられへんわ。 トラのオクくんです。
後方にいる子供達にも猛獣である虎の威厳が伝わったに違いない・・。



どよ〜ん。毛深い私には暑すぎますわ。もう、寝るしかないわね。
ライオンのクリスさんです。
4年前に来たときは、確かコンクリートの建物の中にいたトラさんやライオンさんたちですが、素敵なお部屋になっていました。明るいし、よく見えるし、動物さんものびのびしていました。ほんとにノビノビ・・。



体力消耗しないように横になろう。でれ〜ん。
ちよっと片肘を曲げて頭の後ろに腕を回したり、カメラ目線になったりと、グラビアアイドル風ポーズもしてくれたゴリラさんでした。さすがは霊長目ヒト科です。
ゴリラさんのお宅も前に来たときより、はるかに立派なお屋敷になって生き生きとごろ寝していました。



お猿さんもウトウト・・ZZZZZZ-----。



涼しい場所、みっけ!。レッサーパンダさんどす。わざわざ書かなくてもいいけれど、やっぱ可愛い〜。
こちらもリニューアルされて、なかなか楽しそうなお家でした。



皆さんはダレていますが、私はキリッ! あなたが一番暑いのが苦手そうなんですが・・。
ペンギンさんも新居ででした。



昼間は寝るしかないっしょ。このポーズが一番楽やわ〜。
黒いマントに身を包むコウモリさんたち。う〜ん悪役軍団(失礼)。



あら、写真?はい、どうぞ。
カメラを向けると2頭が寄って来て首をクロスさせ、シャッターチャンスを作ってくれたフレンドリーなキリンさん。
こちらのお宅も広々とした大庭園になって、シマウマさんもいっしょでした。



ふれあいグラウンドにいたヤギさんたち。
触ってもいいですか?ええ、どうぞ・・っていうより我関せず。ずっとお口をモグモグ反芻中でした。



ロバのハルちゃん(だったかな?)ふれあいグラウンドにいたのですけどね、隔離されていました。親愛の印にちょっと噛むクセがあるそうで、それが半端ない力なんですって。でも、飼育員さんに甘える姿がまた可愛くて。


何の予備知識もなく久しぶりに訪れた動物園は、塀に囲まれ、入り口の場所も変わっていました。新しい構想に基づきリニューアルを進めていたんですね。開園しながら工事をしているのですからスタッフの方々も動物さんたちも大変だなーっと思いつつ、テンション上がりっぱなしの2時間半でした。楽しかった!また行くぞ〜!
ところで、京都市立の動物園ですから、動物の皆さんは地方公務員ですか。

京都市動物園
明治36年に開園した日本で2番目の歴史ある動物園。現在、共汗でつくる新「京都市動物園構想」に基づき平成28年春の完成に向けて整備が進められています。
平安神宮や美術館もすぐ近く、南に琵琶湖疏水が流れ、南禅寺や永観堂も徒歩圏内です。

入園料金  一般 600円 中学生以下 無料
開園時間  3月〜11月  AM9:00〜PM5:00
      12月〜2月  AM9:00〜PM4:30
休園日   月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)  /  年末年始
      
京都市動物園のホームページはこちら

 

岡崎、疏水沿いの桜



琵琶湖疏水ですね。
今年からライトアップされたそうです。きっと夜だったらもっと綺麗。
左の建物は京都市美術館。

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