紅葉のねねの道から円山公園

先日もこの道を歩いていたのに。

ねねの道、台所坂の上がり口です。

「紅葉みごろ」のカラフルな看板。こんなに可愛らしいねね様が「みごろです。」言うてはるのやし、ちょっと寄って行こか?って思っちゃいますね。

 

 

台所坂から20mくらい北に歩いて、月真院から見える紅葉。毎年この季節はチラッと ではなくしっかりとのぞいてしまいます。

 

 

ねねの道はこんな感じ。

 

 

北のつきあたり、大雲院の祇園閣です。

 

 

西行庵。

楓はところどころ色づいて、たわわに実った真っ赤な南天が目を引きました。

 

 

円山公園のひょうたん池です。

 

 

この辺の楓は緑から赤に進行中。綺麗なグラデーションでした。

 

 

緑をバックに赤・黄・橙とよく色づいてます。

橋の上は着物を着た外国の方でいっぱいでした。公園全体日本人より外国人のほうが断然多いですけど。

 

 

見上げると、真っ赤なもみじ。周りの緑のお陰で、より鮮やかに見えます。

 

 

下の方を赤く彩るのはドウダンツツジでした。

 

 

公園内の様子です。

 

 

竜馬殿、今年も紅葉のシーズンになりました。

二人の身長差を目立たなくするために、中岡慎太郎が片膝立ちのポーズなのだとか?

 

 

長楽寺参道。

周辺のカエデは色付いているけれど、山門をくぐると昨年は意外に青かったりしました。今年はどうかしら?

 

 

キクタニギク。

可愛らしい菊です。大谷祖廟の総門の近くで見つけました。

そばに説明書きがありましたので、少し載せておきます。

かつては祖廟の南を流れる菊渓川(キクタニガワ)に自生していた菊で別名は「アワコガネギク」。京都府レッドデータブックで菊渓川では絶滅したと記されています。大谷祖廟では京都市と協力して再生に取り組み、大切にしているそうです。

 

 


圓徳院にふらっと。

ねねの道を通行中、黄色い石蕗(ツワブキ)に誘われて、ついつい圓徳院に入ってしまいました。

 

唐門
この写真ではちょっと、いや随分見えにくいですけど、上部の扁額には[円徳]と書かれています。

 

 

前後しましたが、こちらが正門です。
圓徳院は木下家の屋敷となっていたため、長屋門の形態がとられています。

 

 

まずは方丈に上がらせていただきます。入口は方丈、出口は北書院にありますので、靴をビニル袋に入れて持ち歩きます。

方丈南庭
奈良国立文化財研究所の故森蘊博士の指導による徳村宗悦氏の作庭。
手前に白砂、その周りは苔地に植栽、大小の岩が配されています。また、ねね様を想い、長屋門からこの南庭までできるだけ花や紅葉を愛でられるように工夫されているそうです。

 

 

方丈内部の様子
写経や写仏などをされている方々がいらして、邪魔をしてはいけないと襖絵などをささっと見て出てきてしまいました(小心者なので)
パンフにもある赤松燎画伯の「白龍」の襖絵は室中ご本尊様の前の襖でした(写真の右の方)。しかしその襖、開いていたので全景を鑑賞できませんでした(閉まっていればご本尊を拝めないです・・)
左のきらびやかな襖絵は「雪月花図」。作者の志村正氏は赤松画伯のお弟子さんだそうです。

 

次に、西側の廊下を通って方丈の裏側に行きました。

長谷川等伯の襖絵(重文-レプリカ)は裏廊下から少し奥まったところでガラスケースの中に展示されていました。桐紋柄の唐紙の上に描かれた「冬の絵」です。至近距離からの鑑賞とガラスに他のものが映るせいで、ちょっと見ずらかったですね。

 

 

渡り廊下を歩いて行くと、蔵がありました。観音開きでどっしりとした扉です。
入ってみると正面と右にガラスケースがあり、右は織部の陶器など、正面は三面大黒天を中心にした花曼荼羅が展示されていました。ケースの下には古い木箱などがしまわれていて、ほんまに蔵!という雰囲気でした。

 

 

渡り廊下をさらに進んで、北書院に来ました。ここで北庭を鑑賞します。

 

 

北庭は国指定名勝になっています。
圓徳院HPよると、伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移したもので、当時の原型をほぼそのままに留める桃山時代の代表的庭園のひとつ。賢庭作で後に小堀遠州が手を加えたものだそうです。

賢庭は秀吉の死後三宝院の作庭に携わるなど、石組の「天下一の名手」とうたわれた人です。

 

 

移築の際に敷地面積が縮小したことからこれを枯池泉座視式に改めて、その後さらに小堀遠州によって整えられたのが今日にまで伝わる姿だそうです(ウィキペディアより)

 

 

枯池泉に架かる橋はどれも分厚くて迫力がありました。
多数の巨岩大岩がふんだんに置かれている庭は珍しく、これが桃山時代の豪華さ、豪胆さなのだそうです。(圓徳院HPより)

 

 

 

書院の北側に隣接するお茶室です。

こちらの小間では一人1500円(記念扇子付き)でお手前をいただけるそうです。

 

 

お庭を眺めながらのお抹茶もありますよ(500円)ということで、いただきました。
金箔を乗せた瓢箪型のきんつばは、秀吉の馬印である千成瓢箪をイメージしています。甘さ控えめで、すごーく美味しかったです。

 

 

こちらに三面大黒天様が祀られています。

秀吉公の出世守り本尊「三面大黒天」は、大変珍しい大黒天・毘沙門天・弁財天の三天合体の尊像です。
こちらのお世話をしている方が、ここはものすごいパワースポットだと仰っていました

 

 

歌仙堂と手前の石には「歌仙堂再建記」が刻字されていました。
北政所ねねの甥、木下勝俊(出家して長嘯子ちょうしょうし)が祀られています。数多くの優れた和歌を残し、「歌仙」と称された近世を代表する歌人です。
三年坂にある青龍苑は古くは木下長嘯子の隠棲の地であったことが知られています。

 

 

唐門前を彩る石蕗(ツワブキ)。鮮やかな黄色!葉っぱの形も可愛いです。

 

 

高台寺の台所坂も紅葉はこんな感じ。2,3日経ってしまっているので今はもっと進んでいるでしょう。

 

圓徳院
豊臣秀吉の妻、北政所ねねが高台寺を建立した後、伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築して移り住んだ。ねねは77歳で没するまでの19年間をこの地で過ごし、終焉の地となった。
圓徳院はねね没後9年目の寛永9年(1633)、ねねの甥である木下利房の手により三江和尚を開基に、木下家の菩提寺として開かれ、高台寺の塔頭とされた。

臨済宗建仁寺派、本尊は釈迦如来。

 

スタッフの皆さんはとても親切でした(´▽`)

 

圓徳院のHPはこちら

 (関連 高台寺の記事)

Googleマップ

 


東山山頂公園 帰り道

前回記事のつづきです。(いい加減しつこいです。)

 

展望台です。街中は翳んで見えます。やっぱり空気が汚れてるのかな。

 

 

さあ、もう帰りましょう。ここから円山公園の方に下りるつもりです。

 

この先でも倒れている木を何回も見ました。昨年9月の大きな被害をもたらした台風から来月でもう1年。爪痕は残ったままなのですね。

 

お地蔵さまと道標。道標には 左 知恩院 四町 蛍が窟 参町 と彫られていました。

 

 

またまたお地蔵様。こちらはお花も飾られて綺麗でした。大分麓に近くなりましたから、何方かお世話をされているのでしょう。

 

 

山道に流れる細〜い川に架けてある橋(というより板)を渡って、少し歩くと突然現れた不思議な場所。大きな石碑には「法垂窟」とあります。「ほーたるのいわや」と読むそうです。(ほうたるじゃないのね。)さっき見た道標の蛍が窟 参町の「蛍が窟」のことでしょうか?距離的にも合うし。

 

 

通りかかっただけで写真もあまり撮りませんでしたが、気になったので後で調べてみました。ここは中国の僧 善導大師が法然上人の夢に現れ、専修念仏の道を説いたという伝承があり、また法然が法を説いた草庵跡、若き親鸞が六角堂で夢告を聞き、法然上人を訪ねた出会いの場所とも言われています。つまり浄土宗・浄土真宗にとっては大変貴重な場所のようです。

 

 

もう少し下って知恩院の鐘楼に出ました。

この後、知恩院の境内で夫の太腿が攣るという大変なアクシデントに遭いました;つД`)

 

道中たまたま撮影したキノコさんたち。

清水山の山頂に近い所にありました。

 

これは帰り道で。一瞬、金属でできてるのかと思った。

 

これも帰り道。赤くてキレイなすり鉢状。

 

 

円山公園に入ると満開のサルスベリの花が迎えてくれました。

 

 

小川もいつのまにか工事が終わって、水の流れがサラサラと気持ちいいです。

 

そして・・公園内でついに私の脹脛も攣ってしまいました(ノД`)・゜・。

動くの嫌いな夫婦が清水さんで予想外の大移動(普通の人では何でもない距離)をしたからでしょうか。い〜や、それが無くてもやっぱり攣ったと思います。だって2人とも恒常的に運動しませんから。坂道も滅多に登らないし。

たまたま携帯していた漢方薬、自販機のポカリスウェット、アクエリアス。あって良かった!

2016年の東山山頂公園(将軍塚)の記事はこちら

 

(この記事のカテゴリーは前回までと変わり円山公園・ねねの道〜にしました。)

 


さくら ねねの道から円山公園2019

昨日は三年坂から円山公園の様子も見て来ました。

 

途中のねねの道の桜はほとんど蕾状態。でもだいぶ膨らんでましたよ。
お店がまだ開いてない時間帯のせいか、人通りはほとんどありません。

 

 

 

円山音楽堂の南東に位置する枝垂桜。ここも三年坂同様毎年早く咲きます。(ここに一昨年から菊乃井さんの素敵な別店が出来てますね。)

昔に比べて枝が少ないなぁ、ちょっとスリムになってる。(昨年の台風のせいかしら?)

 

 

円山公園はだいたいこんなもの。あちこちで少しづつ咲いている感じでした。

 

 

可憐に咲くしだれ桜(*‘∀‘)

 

 

この一本は毎年他の木より早く咲いてるような。

後方に三角のコーンが並んでいるのは、小川の整備中だからです。川底に石を敷き詰めているところでした。早く水が流れないかなぁ。おばさんは楽しみにしています(^^)/

 

 

ここだけなぜか桜の園。全体としては半分も咲いてません。

奥に見えるあの青いシートはいただけないな(/_;)

 

 

まだ咲いてなくても、蕾はこんなにふっくらしていました。そろそろ咲いたろか〜と思案中?

 

 

シンボルツリーの祇園枝垂桜。蕾がいっぱい!

 

そうそう時間が早かったのでまだやってませんでしたけど、昔ながらの露店のファストフード店がずらーっ!こんなにもバラエティ豊かな食べ物をいっときに味わえる(その気があればだけど・・)ことは滅多にないでしょう(*´Д`)

 


長楽寺の紅葉はまだこれから?

円山公園散策の後、数年振りに長楽寺を拝観しました。

 

公園を南から出て、東側の長楽寺に続く道。赤く染まった木々に誘われて、ついつい奥の方まで行ってしまいました。

 

 

長楽寺の参道。右のモミジはもう真っ赤!って、これはお隣の大谷祖廟のだと思います(^^;

 

 

山門です。階段とか、中の石垣とか、随分と苔むしてますね。

門をくぐって少し階段を上ると左側に拝観受付があります。今は収蔵庫で遊行上人秘宝展が開催されているので、拝観料は少し高めの650円でした。

 

 

相阿弥作の園池。駒札には「八代将軍義政の命により、銀閣寺庭園の試作として造園されたと伝える、東山文化のわび・さびの風情をとどめる・・」(一部より) と書かれていました。

今の銀閣寺の庭園は江戸時代に改修されたもので、創建当時の面影は余り残っていないそうです。そのせいでしょうか?こちらの方がわび・さびが感じられるような気がします(ただの素人の感想ですから)

それにしても樹木が多いお庭です。その分紅葉したら綺麗だろうなと思いますが、まだ色づき始めたばかりの様子。前に来た時も思いましたが、古くてこじんまりしていると感じます。それが趣があって良いのでしょうね。

いただいた境内地図で拝観所と書かれた和室(書院?)から観賞するのですけど、一見空いていると思ったら、意外に拝観者が途切れなくて、思うように写真を撮れません(ヘタなのはさておいて)。どういう訳か前に来た時とほとんど同じ撮り具合(>_<)

 

 

頑張って階段を上がって本堂です。この辺りではまだ青モミジが見られます。

 

 

本堂から下の方を見降ろすと、階段が幾重にも連なっているのが分かります。

 

 

建礼門院御塔

建礼門院(平清盛の娘で安徳天皇の母)が源平合戦の後、この寺に入り、髪をおろして出家された際の御髪塔。

 

 

平安の滝。東山山腹から湧き出る水です。この石壁の上の方、良く見ると石仏がいっぱい。

 

 

鐘楼の周りは少し紅葉が進んでいるようでした。たまに真っ赤な葉もあって綺麗でしたよ。

 

 

山門を出てから撮りました。だいぶ高い所ですね。

 

長楽寺

延暦24年(805)桓武天皇の勅命により最澄が延暦寺の別院として創建したのが始まり。当初は天台宗に属したが、室町時代初期に国阿上人が時宗に改宗。明治39年(1906)に時宗の総本山格であった七条道場金光寺が合併され今日に至る。
もともとは広い寺域を持つ高名な寺院であったが、江戸幕府の命令で境内の土地を大谷祖廟に割譲し、また明治初年には、境内の大半が円山公園に編入された。

境内後ろの山には頼山陽ほか、数多くの著名人のお墓がある。

 

紅葉が美しいことでも知られていますが、今回の訪問(11月25日)では、まだ早かったようです。

 

長楽寺のHPはこちら

Googleマップ

 


円山公園 美しい紅葉でした!

11月25日の円山公園です。

 

ひょうたん池の南側の方から撮りました。秋色になってますね。

 

 

こちらもひょうたん池。中央の橋の南側。

それほど綺麗な水でもないのに、木々が良く映ります。

 

 

こちらは中央の橋の北側。

ドキッとするほど赤い紅葉はまさに見頃!

 

 

右側の柿の木は沢山の実がついて枝が重そう。左の下の方の濃い橙色はドウダンツツジだと思います。

ご高齢の夫婦が散歩をされているのだなと思いながらモザイクをかけていたら、右下の隅にはお若いカップルが。そういえば1昨年だったかしら?子供からおじいちゃん・おばあちゃんまでの大勢がこの公園内をスマホを見ながらウロウロしてました。ポケモンGOで(*´▽`)

 

 

真っ赤なモミジとドウダンツツジ。目の高さより低い所にも紅葉ですね。写真がヘタなので分かりにくいですけど、ドウダンツツジは燃えるように真っ赤でした。

 

 

小川の方のモミジを撮りました。公園内のどこを見ても赤と緑の対比が鮮やか。同じ赤と緑でもクリスマスの色とはちょっと違って、和の色です。

ところで、小川は工事中で水がありませんでした(看板には工事は12月28日までとあったと思います)。風情ある川面を流れるモミジも見たかったのですけどね、残念。

 

 

このモミジの木は相当な古木?半分枯れてると思うのですけど、ちゃんと枝を伸ばして葉もいっぱい付けて紅葉してます。(まだまだ若いものには負けないぞ!みたいな?)

 

 

カモさんは可愛いですね。どこにでもいるのに見ればついカシャリ!

 

紅葉のシーズンは長いので、桜の頃のように人が一時に押し寄せることがありません(宴会してる人もいないし)。お陰で明媚な紅葉をゆっくり堪能できました。

Googleマップ

 


ねねの道とか

久しぶりに円山公園と長楽寺に行ってみました。その周辺で歩いたところ、立ち寄ったところを少しだけ。(11月25日)

 

ねねの小径(石塀小路、ねねの道間にある洛市の中の道)のモミジ。緑・黄・橙の点描のようでした。

Googleマップ

 

 

高台寺の台所坂

大勢の方で混みあっていましたが、たまたま人が途切れた時に撮ったものです。

Googleマップ

 

 

ねねの道の北の突き当り、大雲院さんの前を東に曲がったところ。

この季節に人のいない景色を撮るのは無理ですので、モザイクだらけになってしまいます(;´Д`)

Googleマップ

 

 

大雲院に沿って回ります。この先100mくらいで円山公園

 

 

帰り道に寄った西行庵

 

 

相変わらずひっそりとして、いい雰囲気。お隣はレンタル着物のお店で、ものすごく賑やかなのに。

Googleマップ

 

 

雙林寺さんのお堂の前にいた猫さん。

どうでしょう、この悟りきったお顔。

Googleマップ

 


ねねの道・円山公園の夜桜を少し。

夜桜見物、ねねの道から円山公園に行きました。

 

高台寺公園のトイレ脇の桜の木。(わざわざトイレって書かなくても・・)

 

 

雨降りでも人通りはけっこう多いです。

 

 

高台寺へ上がる台所坂。

 

 

続いて、円山公園。シンボルツリーの枝垂桜。小雨が降る中、大勢の方が撮影されていました。中には三脚を立てている方も。

 

 

闇夜の桜というのは迫力があります。(手前の白っぽいのは傍にある別の桜の木です。)

 

 

公園内ではところどころに篝火が焚かれていましたので、炎をスマホで撮るとどう映るのかと実験してみました。しかし、この篝火 燃え過ぎてませんか?唖然

 

雨の中でもライトアップ中は、屋台も沢山出ているし、人もいっぱい、賑やかでした。(腰の重〜〜い私たちが行ってるくらいだから。)

 


もう咲いてる桜も・・

昨日、円山公園を通ったときに発見。

 

公園内のたまたま通ったところで、この1本の木の、この辺だけ?咲いていました。

 

 

他の桜の木はまだまだ固い蕾で色も付いてません。公園中を歩いたわけではないので、他にも咲いている木があったかも知れませんけど、このフライングしてる桜を見てなんだか嬉しくなりましたニコニコ

 

 


高台寺 ねねのお寺 冬

ねねのお寺高台寺を拝観しました。当たり前ですが寒かったです〜。

この辺りはよく通るのですが、よく考えてみたら前に拝観したのは10年以上前でした。

 

ねねの道の台所坂から上って、境内。「京の冬の旅〜」の看板が立ってました。実はこのイベントにあやかって来たのでした。

 

 

受付を済ませて順路を行くと北西に位置する大雲院の祇園閣が見えていました。以前祇園閣に上ったときかなり見晴らしが良かったのを覚えていますが、ここからだと同じくらいの高さに見えますね。

 

 

茶室 遺芳庵

江戸時代初期の豪商、灰屋紹益が夫人の吉野太夫を偲んで建てたものといわれ、上京区にあった紹益の旧邸跡から明治41年(1908年)に移築されたもの。吉野太夫は華やかで知識がある才色兼備、しかも大変奥ゆかしい女性だったとか。
この壁面いっぱいの大きな丸窓(吉野窓)を太夫はたいそう好んでいたそうです。

 

 

遺芳庵を過ぎると広大な庭園が広がります。偃月池(えんげつち)に架かる廊下は楼船廊(ろうせんろう)と言い、途中に観月台があります。

 

 

方丈前庭「波心庭」

「波心庭」と呼ばれる枯山水の庭園で、正面(南)に勅使門があります。

この白砂の模様もそのときどきによって違うものが描かれるそうです。
方丈には、ご本尊の釈迦如来坐像が安置されています。

波心庭と聞いて東福寺塔頭の光明院のお庭がすぐに思い浮かびましたが、ここも「波心」でしたか。

 

 

季節になれば見事に咲き誇る枝垂桜です。その姿は塀の外からでも良く見えます。やっぱり冬は寂しいね。

 

 

庭園と楼船廊、開山堂

開山堂の西に偃月池(えんげつち)、東には臥龍池(がりょうち)と東山を借景にした池泉回遊式で、小堀遠州作。その石組みの見事さは桃山時代を代表する庭園として知られ、国の史跡・名勝に指定されています。
お寺の庭というと建物や塀に囲まれているイメージですが、ここは広大な庭園の中に建物が建っています。

 

 

観月台(重要文化財)

偃月池(えんげつち)に架かる楼船廊は書院と開山堂を結んでいます。観月台はその途中にある小さな建物です。夜空の月を眺め、池に映る月を観賞するためだとか。めっちゃ風情があります(メッチャという言葉に風情はありません)。

 

 

開山堂(重要文化財)

元々持仏堂だったもので、後に高台寺開山 三江紹益禅師を祀る塔所となりました。
中央に三江紹益像、右(東)にねねの兄、木下家定とその妻・雲照院の像、左に高台寺の普請に尽力した堀直政の木像があります。
天井は前方に秀吉の御座舟の天井を利用した豪華な折上小組格天井、礼堂部中央に北政所(ねね)の御所車の天井が使われています。秋の花を愛したというねねらしく秋の草花が描かれています。

 

 

臥龍廊

臥龍池の上に架けられた霊屋と開山堂を結ぶ屋根付きの廊下と階段です。長さは約60メートルもあり、龍の背に似ていること、屋根瓦が龍の鱗のように見えるところからこの名が付けられたそうです。

 

 

臥龍廊内 ここを上って行くとねねの墓所である霊屋があります。

 

 

霊屋(重要文化財)これはパンフレットの写真です。

須弥壇中央の厨子に秀吉の守り本尊だったという大随求菩薩像が祀られています(扉は閉じられています)。右の厨子に豊臣秀吉坐像、左の厨子に北政所の木像が安置され、この数メートル下に北政所の亡骸が葬られています。
須弥壇や厨子に施された華麗な蒔絵は高台寺蒔絵と称され、桃山時代の漆工芸品美術の粋を集めているということです。
そういえば、先日妙法院の龍華蔵で高台寺蒔絵の文台などを拝見したところでした。

 

 

霊屋からまた少し上ると2つの茶室が現れます。手前が傘亭、奥が時雨亭(共に重要文化財)。

利休の意匠による茶室と言われ、伏見城から移築したもの。屋根付きの土間廊下でつながれていますが、これは移転してから付けられたものだそうです。

 

 

傘亭内部 開放部から見えているところだけ撮れました。

天井部?の放射状に組まれた竹が唐傘を開けたように見えることからその名があるのだそうです。(この画像ではちょっと見えないがく〜

 

 

時雨亭

珍しい2階建ての茶室で、2階南側の上段の間は柱間に壁や建具を設けない吹き放しになっています。(この画像は北側からなので・・ひやひや

 

 

茶室からさらに上って展望台から。(クリックで拡大します。)

北山・西山一望です。北も西も上の方は雪化粧。

 

 

竹林

 

 

最後に。離れたところにあるので忘れられがちな表門です(重要文化財)。

護国神社の参道沿い、ねねの道の50mほど西にあります。方丈などがある拝観場所から距離にして200mくらい南西です。昔はここから東、ずーっと高台寺だったのでしょうね。
伏見城の城門を移築したもので、加藤清正が建立した門と伝えられています。周りに柵がありますので、くぐる事はできません。

 

高台寺

正しくは高台寿聖禅寺といい、豊臣秀吉歿後、その菩提を弔うために秀吉婦人の北の政所(ねね--出家して高台院湖月尼と号す)が慶長11年(1606)に開創した寺。
寛永元年7月(1624)に建仁寺の三江紹益禅師を開山としてむかえ、高台寺と号した。
造営に際し、徳川家康は当時の政治的配慮から多大な財政的援助を行ったので、寺観は壮麗を極めたという。
しかし、度々の火災で多くの堂宇を失い、今日残っているのは開山堂と霊屋、傘亭、時雨亭、表門、観月台等で現在国の重要文化財に指定されている。(パンフレットより)

 

春には桜、秋には紅葉が見事で、夜間拝観でライトアップされた景色は幻想的ですばらしいです。季節的に今は鮮やかではないですけど、まあこの時期は拝観者が少ないので、ゆっくり見て回れました。

 

Googleマップ

 



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